2020年5月1日金曜日

SONGS 第532回「鬼束ちひろアンコール」(NHKテレビ、2020年4月25日放送)

 2月1日放送のアンコールデビュー20周年を迎えた彼女の現在を、歌とインタビューを交えながら伝える番組であった。インタビューでは、彼女の特異な性格が明らかになる。鬼束(おにつか)は私の娘が大学生の頃に活躍した歌手であり、娘は聴いていただろうが、私は当時、自分の仕事で精一杯で、彼女の歌を聴いたと言う記憶はほとんどない。私が、多分初めてだろうと思うが、彼女の歌を聴いたのは1、2ヶ月前ではなかったろうか。録画してあったThe Coversでである。その「月光」の素晴らしさに驚いた
 その番組で知ったのだが、彼女は中学時代、英語の全国学力テストでトップだったと言う。その頭の良さとインタビューでの話に見られた特異な性格から、彼女を発達障害ではないかと、私は思った。
(閑話休題)
 そんなことはともかく、彼女の歌は素晴らしい。特に詞である。今回は、次の3曲を歌った(いずれも作詞作曲は鬼束ちひろ)。
 「月光」(2000年)、「流星群」(2002年)、「書きかけの手紙」(2020年)

 実は、緊張感に溢れた歌い方に引き込まれ、詞をよく聴いてはいないのだが、詞の緊張感が彼女の特徴なのではないか、と感じた。彼女は曲の人というよりは詞の人のような気がする。どんなシンガーソングライターでもそうなのだが、曲はなんとなく似てくるものである。彼女の場合、特にそんな気がした。