今週月曜日(6月9日)のThe Coversのゲストはmiwa。
カバー曲として、小坂明子の「あなた」(1973年)、ZONEの「secret base 〜君がくれたもの〜」(2001年)、風の「ささやかなこの人生」(1976年)の3曲。
そして、オリジナル曲として「めぐろ川」(2010年)を歌った。
彼女を初めて見たのは昨年の紅白歌合戦であったが、曲を聴いた記憶がない。次に見たのは今年のミュージックフェア2500回記念コンサートだった。その時に、何でこの幼い歌手がここに出てくるのだろう、と思った。歌い方も声も幼い感じがした(実は彼女はもうすぐ24歳になる)。今回もそういう印象を持った。
リリー・フランキーが言うように、彼女は元気一杯ではある。確かにうまく歌ってはいるが、気持ちがこもっていないのか、それとも気持ちを伝える術を身につけていないのか、こちらに彼女の思いが伝わってこない。
最初の曲の「あなた」は、後半には少し乗ってきた感じはあったが、全体としては小坂明子の比ではない。
3番目に歌った「ささやかなこの人生」は、「あなた」同様、今回の番組のために初めて聴いた曲だというせいなのか、綺麗には歌えてはいるが、自分のものになっていなかった。
2番目に歌った「secret base」は、小学生時代に良く聴いていた曲だけあって、3曲の中では出来が一番良かった。年齢が近いせいか、声の質も合っているのかも知れない。
オリジナル曲の「めぐろ川」も良い歌とは思うが、こちらに訴えてくる力がない、と思われるのは、未だ人生経験が少ないせいだろうか?残念である。
2014年6月11日水曜日
The Covers #2 「一青窈」(2014.4.7 OA)
NHK BSプレミアムで毎週月曜日の午後11時15分から30分間、「The Covers」という歌番組をやっている。毎週ゲスト歌手を迎えてお気に入りの曲を歌ってもらうという番組だ。司会進行はリリー・フランキーと夏菜。第2回、5月26日の一青窈の放送から見始めた。彼女が歌った曲は自分の曲も含めて以下の4曲であった。
ハナミズキ(一青窈、2004年)、夜へ急ぐ人(ちあきなおみ、1977年)、つぐない(テレサ・テン、1984年)、蛍(一青窈、2014年)
一青窈は2002年に「もらいなき」でデビューし、ヒット。2年後には「ハナミズキ」がヒットし、一躍有名になった。私の娘に近い年齢もあり、娘が気にいり、それにつられるように妻も「もらいなき」や「ハナミズキ」を口ずさむようになった。私はすぐには好きにはならなかったが、数年後、昼食をとるために近くのつけ麺屋に入った時に「Yosui Tribute」に入っている「ジェラシー」が流れてきて、その歌い方で気にいってしまった。と、いっても新曲が出ると常にチェックをするほどのファンではない。
1976年生まれの彼女は現在37歳。さすがに昔の「ハナミズキ」の様には高い声は出ないが、まだまだそれなりに聴ける歌声である。
カバー曲である「夜へ急ぐ人」が良かった。ちあきなおみ自らが友川かずきに楽曲を依頼したという。そのせいか、曲名は「夜へ急ぐ人(ちあきなおみに捧ぐ)」となっている。
一青に言わせると、紅白歌合戦のちあきの歌が鬼気迫るものがあり、こんなすごい歌を生演奏で歌えるのは歌手冥利に尽きると思って選曲したらしい。また、一青は歌詞について、「友川さんの場合には、畳の部屋でこたつの中でギターかき鳴らして、何だったら一緒にいる女の人と心中しちゃうかも知れないような切迫感があって、ちあきさんの場合には、新宿ゴールデン街にいる女の人で色んな事情があって夜働かなくてはいけない、でも何かその働いているときに魔性の自分みたいなのが現れてきて、その魔性の自分が夜引っ張ってくるみたいな感じです。」と解釈していて、自分は「その魔性を歌えたらいいな!」と思っている、という。赤を主体にした映像のせいか、かなり鬼気迫るものがあった。
やはり、一青のカバーは凄い。彼女には曲に対する思い入れと解釈が他の人より優れていると思う。だからそのカバーした歌が彼女自身の歌になっていて、オリジナルとは違った味を出せるのではないか、と思う。
因みに、ちあきの歌をYouTubeで見、友川の歌をiTunes Storeで購入し聴いてみた。確かに一青の解釈に近い感じではあるが、ちあきは女の怨霊が乗り移った様な感じの身振りと歌い方であり、友川の歌い方は四畳半フォークのように始まるが、最後の方では秋田生まれらしくイタコが乗り移った感じのように口寄せばりになっている。いずれにしても3者3様でそれぞれ素晴らしい。
ちあきは紅白歌合戦で歌ったらしいが、その時、司会の山川アナウンサーは「なんとも気持ちの悪い歌ですね〜」、と言ったという。その歌詞は、確かに不気味な感じがする。
「…私の心の深い闇の中から おいで おいで おいでを する人 あんた誰…」
テレサ・テンが歌った「つぐない」も良かった。子供の頃から耳にしていて、歌謡曲が好きだった亡き母を思い出すという。その話をした時に、彼女は涙を浮かべていたようだった。一番は日本語で、二番は中国語(北京語?)で歌った。中国語バージョンもなかなか良いものである。
オリジナル曲「蛍」は、親友の恋の後押しを歌った曲であるが、穏やかで平凡な曲である。
ハナミズキ(一青窈、2004年)、夜へ急ぐ人(ちあきなおみ、1977年)、つぐない(テレサ・テン、1984年)、蛍(一青窈、2014年)
一青窈は2002年に「もらいなき」でデビューし、ヒット。2年後には「ハナミズキ」がヒットし、一躍有名になった。私の娘に近い年齢もあり、娘が気にいり、それにつられるように妻も「もらいなき」や「ハナミズキ」を口ずさむようになった。私はすぐには好きにはならなかったが、数年後、昼食をとるために近くのつけ麺屋に入った時に「Yosui Tribute」に入っている「ジェラシー」が流れてきて、その歌い方で気にいってしまった。と、いっても新曲が出ると常にチェックをするほどのファンではない。
1976年生まれの彼女は現在37歳。さすがに昔の「ハナミズキ」の様には高い声は出ないが、まだまだそれなりに聴ける歌声である。
カバー曲である「夜へ急ぐ人」が良かった。ちあきなおみ自らが友川かずきに楽曲を依頼したという。そのせいか、曲名は「夜へ急ぐ人(ちあきなおみに捧ぐ)」となっている。
一青に言わせると、紅白歌合戦のちあきの歌が鬼気迫るものがあり、こんなすごい歌を生演奏で歌えるのは歌手冥利に尽きると思って選曲したらしい。また、一青は歌詞について、「友川さんの場合には、畳の部屋でこたつの中でギターかき鳴らして、何だったら一緒にいる女の人と心中しちゃうかも知れないような切迫感があって、ちあきさんの場合には、新宿ゴールデン街にいる女の人で色んな事情があって夜働かなくてはいけない、でも何かその働いているときに魔性の自分みたいなのが現れてきて、その魔性の自分が夜引っ張ってくるみたいな感じです。」と解釈していて、自分は「その魔性を歌えたらいいな!」と思っている、という。赤を主体にした映像のせいか、かなり鬼気迫るものがあった。
やはり、一青のカバーは凄い。彼女には曲に対する思い入れと解釈が他の人より優れていると思う。だからそのカバーした歌が彼女自身の歌になっていて、オリジナルとは違った味を出せるのではないか、と思う。
因みに、ちあきの歌をYouTubeで見、友川の歌をiTunes Storeで購入し聴いてみた。確かに一青の解釈に近い感じではあるが、ちあきは女の怨霊が乗り移った様な感じの身振りと歌い方であり、友川の歌い方は四畳半フォークのように始まるが、最後の方では秋田生まれらしくイタコが乗り移った感じのように口寄せばりになっている。いずれにしても3者3様でそれぞれ素晴らしい。
ちあきは紅白歌合戦で歌ったらしいが、その時、司会の山川アナウンサーは「なんとも気持ちの悪い歌ですね〜」、と言ったという。その歌詞は、確かに不気味な感じがする。
「…私の心の深い闇の中から おいで おいで おいでを する人 あんた誰…」
テレサ・テンが歌った「つぐない」も良かった。子供の頃から耳にしていて、歌謡曲が好きだった亡き母を思い出すという。その話をした時に、彼女は涙を浮かべていたようだった。一番は日本語で、二番は中国語(北京語?)で歌った。中国語バージョンもなかなか良いものである。
オリジナル曲「蛍」は、親友の恋の後押しを歌った曲であるが、穏やかで平凡な曲である。
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